メリンダがダイアナ・ロスの「Home」を歌ったとき、「あなたは歌うために生まれてきたのね...」と涙ながらに絶賛したポーラ。いつもは大げさに聞こえるポーラのコメントも、この時ばかりは納得できた。
メリンダの歌には邪念がない。以前も書いたが「歌うことの喜び」にあふれている。それは歌っているときの彼女の目の輝きを見てもわかる。
そしてジョーダンの選曲がバラエティに富み、かつわかりやすい選曲であったのに対し、メリンダの場合はいかにも玄人好みな、色で言えばモノトーンでまとめた渋い大人の選曲に終始していた。

象徴的だったのが、カントリー・ウィークで歌った「Trouble Is a Woman」という曲。筆者は正直言って曲も歌っているアーティストもまるで知らなかったのだが(汗)、このカントリーというよりどちらかというとブルース色の濃い、自分のテリトリーに近い曲をしっかりと選んできたのには恐れ入った。
要するに、彼女は自分に何が出来て、何が出来ないのかをよく知っているのである。それだけに、自分のテリトリーから出ない彼女の選曲は「冒険が少ない」印象を与えてしまう部分があったのかもしれない。
しかし、自分のスタイルをすでに確立させている彼女に今更小細工は必要ない。自分の信じる音楽にこだわり、流行に流されない息の長い歌手になってもらえれば、筆者としては満足である。
- 地方予選(メンフィス)
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「For Once In My Life」は、スティービー・ワンダーの1968年のアルバム「For Once in My Life」に収録。

【参考】Tony Bennett and Stevie Wonder - For Once in my life live(YouTube)
トニー・ベネットとスティーヴィー・ワンダー夢の共演。スティーヴィーのハーモニカ・ソロもあり。
- ハリウッド予選:最終審査
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「This Is It」※映像無し
「This Is It」メルバ・ムーアの「This Is It: The Best of Melba Moore」に収録。

こちらは1993年にヒットしたカイリー・ミノーグの妹ダニー・ミノーグによるカヴァーバージョン。(収録アルバム「Singles」)
- TOP 24
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Since You've Been Gone(YouTube)
「Since You've Been Gone」はアレサフランクリンの1968年のヒット曲。(収録アルバム「Aretha's Best」)

【参考】Aretha Franklin "Lady Soul" TV-Special 1968 Pt. 4(YouTube)
- TOP 20
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「My Funny Valentine」はジャズの代表的なスタンダードナンバー。1937年のミュージカル「ベイブス・イン・アームズ」の挿入歌。(収録アルバム「Pure Ella: The Very Best of Ella Fitzgerald」)

- TOP 16
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「I'm A Woman」はペギー・リー1963年のヒット曲。(収録アルバム「Singles Collection」)

こちらはマリア・マルダーのカヴァーバージョン。(収録アルバム「Waitress in a Donut Shop」)

【参考】Peggy Lee: I'm A Woman/ The Best Is Yet To Come(YouTube)
- TOP 12
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「Home」は、映画「WIZ」でダイアナ・ロスが熱唱した曲(オリジナルはブロードウェイミュージカル「WIZ」のステファニー・ミルズのヴァージョン)。(収録アルバム「The Wiz: Original Soundtrack (1978 Film)」)
- TOP 11
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As Long As He Needs Me(YouTube)
「As Long as He Needs Me」は、1960年作のミュージカル「Oliver!」の挿入歌。(収録アルバム「Oliver!」)

- TOP 10
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「Heaven Knows」は、ドナ・サマーの1979年のヒット曲。(収録アルバム「The Journey: The Very Best of Donna Summer」)

- TOP 9
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「I Got Rhythm」は、ガーシュイン作曲による1930年のブロードウェイ・ミユージカル「Girl Crazy」の挿入歌。(収録アルバム「Ella Fitzgerald Sings The Gershwin Songbook」)

- TOP 8
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「Sway」はラテンのスタンダード。(収録アルバム「Michael Buble」)

- TOP 7
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「Trouble Is a Woman」は、Julie Reeves のアルバム「It's About Time」に収録。

【参考】TROUBLE IS A WOMAN(YouTube)
本家 Julie Reeves の PV。
- TOP 6
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※この回は「Idol gives back」というチャリティイベントが行われたため落選者無し。
There Will Come A Day(YouTube)
「There Will Come a Day」は、フェイス・ヒルの「Breathe」に収録。

- TOP 6
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※前回落選者を出さなかったため、今回は落選者が2名。そのため次回は TOP5 ではなく TOP4に。
「Have A Nice Day」は、ボン・ジョヴィの2005年のヒット曲。(収録アルバム「Have a Nice Day」)

- TOP 4(1曲目)
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Love You Inside And Out(YouTube)
「Love You Inside and Out」は、ビージーズの1979年のヒット曲。(収録アルバム「Spirits Having Flown」)

【参考】
- TOP 4(2曲目)
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How Can You Mend A Broken Heart(YouTube)
「How Can You Mend a Broken Heart」(傷心の日々)は、ビージーズの1971年のヒット曲。(収録アルバム「トラファルガー」)

【参考】Bee Gees - How Can You Mend A Broken Heart (live, 1997)(YouTube)
- TOP 3(1曲目)
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I Believe In You And Me(YouTube)
「I Believe In You and Me」は、ホイットニー・ヒューストンの1996年のヒット曲。(収録アルバム「The Preacher's Wife: Original Soundtrack Album」)

- TOP 3(2曲目)
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「Nutbush City Limits」は、アイク & ティナ・ターナーの1973年のヒット曲。(収録アルバム「Nutbush City Limits/Feel Good」)

- TOP 3(3曲目)
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※「I'm A Woman」は、TOP 16 で歌った曲。
- ラストソング
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TOP3 でお別れとなったメリンダが最後に歌った曲。
- おまけ
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Melinda With CeCe & BeBe Winans -「Hold Up the Light」(YouTube)
メリンダがバックコーラスをしていた BeBe & CeCe Winans と念願の共演。
「Hold Up the Light」は、1988年発売のアルバム「Heaven」に収録。

- 08/05/16
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